■住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
■安全性リスク及び資産性リスクが低いのは高台立地
という話をずっとしてきました。
では、具体的に東京都内で住宅に適した“高台(台地上)”の多いエリアはどこなのか?
路線別にランキングを発表します。
今回は「東京メトロ丸ノ内線」の駅を対象とします。
国土地理院地図の土地条件図を開き、駅の周囲半径1kmの円を描き、台地を表す濃いオレンジ色が、その円の中でどれくらいの面積を占めるのか、を「色とりどり」さんのサイトで測定しました。
さて、それでは「東京メトロ丸ノ内線」の沿線ランキングです。
順位 | 駅名 | 台地比率 | 半径1kmの円 |
1 | 四谷三丁目駅 | 74.0% | |
2 | 池袋駅 | 73.0% | |
3 | 荻窪駅 | 71.3% | |
4 | 新宿御苑前駅 | 71.2% | |
5 | 新高円寺駅 | 60.8% |
6位以下はテキストだけ掲載します。
順位 | 駅 | 台地比率 |
6 | 新宿三丁目駅 | 60.5% |
7 | 東高円寺駅 | 58.9% |
8 | 新宿駅 | 58.2% |
9 | 中野富士見町駅 | 58.2% |
10 | 中野新橋駅 | 57.5% |
11 | 南阿佐ヶ谷駅 | 57.1% |
12 | 中野坂上駅 | 56.4% |
13 | 四ツ谷駅 | 54.3% |
14 | 本郷三丁目駅 | 52.5% |
15 | 西新宿駅 | 50.6% |
15 | 新大塚駅 | 50.6% |
17 | 新中野駅 | 47.8% |
18 | 方南町駅 | 42.0% |
19 | 茗荷谷駅 | 39.7% |
20 | 赤坂見附駅 | 38.6% |
21 | お茶の水駅 | 34.3% |
22 | 後楽園駅 | 33.6% |
23 | 国会議事堂駅 | 17.3% |
24 | 淡路町駅 | 14.0% |
25 | 霞ケ関駅 | 11.2% |
26 | 大手町駅 | 4.3% |
27 | 東京駅 | 1.9% |
28 | 銀座駅 | 0% |
以上の結果となりました。
総じて「西高東低」なのは東京都の地形から明らかなのですが、「四谷三丁目駅」が1位、「池袋駅」が2位となるとは面白いものです。
後楽園駅やお茶の水駅などの台地比率が低い駅でも、3分の1ほどは台地がありますので、その台地の上にある物件を選んでいただければと思っています。
※台地上にあることは最低条件です。最終決定の際にはボーリング調査なども参考にしましょう。
【お断り】
この「台地比率」は、駅ごとの大まかな傾向を掴むために、手作業で簡易な方法で行っています。どこを駅の中心とするか、色の誤差等々により、多少の変動はあり得ます。
この比率等を算出した責任は100%弊社にあります。
「色とりどり」さんは何の関与もしておりませんので、問い合わせ等は弊社宛てにお願いいたします。