不動産を自分で調査する際に使えるリンク集

物件調査の際に参考となるサイト

国土地理院の土地条件図(Web地図)
ズームして物件を特定し、その場所を右クリックするだけで標高が分かります。また、左上にある[地図]→[土地の成り立ち・土地利用]→[土地条件図]→[数値地図25000(土地条件)]により、色付けされた地形を見ることのできる地図が表示されます。
東京の地盤(GIS版)
東京都土木技術支援・人材育成センターが提供するサービスです。「次へ」→「承諾」と進むと、黄色いポイントが沢山表示されている地図が出てきます。調べたい地域に地図を拡大し、左上のメニュー画面にある矢印マーク(ボーリング選択)をクリックして、見たい箇所のボーリングを選択します。すると、左下にボーリング画面が表示され、「柱状図の下にある赤い丸」をクリックすると、ボーリングで判明した柱状図が表示されます。
ボーリングデータ(柱状図)
ボーリングデータを公開している区は以下の通りです。ボーリング調査結果(柱状図)が閲覧できます。上記の「東京の地盤(GIS版)」と併用することで、より詳細な地盤情報が得られます。
【中央区】中央区地盤情報システム
【新宿区】新宿区地盤情報閲覧システム
【江東区】江東区建築情報閲覧システム
【大田区】大田区地盤資料閲覧システム
【世田谷区】せたがや i-Map テーマ: [ボーリング柱状図]
【豊島区】豊島区地盤資料(ボーリングデータ)
【足立区】あだち地図情報提供サービス(地盤ボーリングデータ)
土砂災害警戒区域等マップ(東京都)
「急傾斜地崩壊危険箇所」をズームで見れます。区・市が公開しているPDF版ハザードマップだと、建物の敷地が「危険個所」にかかっているかどうか分からないのですが、これを見れば丸分かりです。
表層地盤
国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)が公開している[J-SHIS Map]の中にあります。表層地盤増幅率が高いところは、地震時に揺れやすいので、住まいを選ぶ際には避けるようにしましょう。
浸水リスク検索サービス
東京都建設局が公開している「浸水予想区域図」です。区・市が公開しているハザードマップよりも、ピンポイントで浸水可能性が把握できます。
高潮リスク検索サービス
東京都港湾局が公開している「高潮浸水想定区域図」です。こちらも、ピンポイントに浸水可能性が把握できます。
重ねるハザードマップ
国土交通省が公開しているハザードマップです。区・市が公開しているPDF版ハザードマップよりも、ピンポイントで浸水可能性等が把握できます。上記の「浸水リスク検索サービス」は、大規模河川(荒川や多摩川等)の氾濫が反映されないので、東京東部の低地帯や多摩川の近くでは、こちらを併用することをお勧めします。
今昔マップ
1896年頃からの古地図と現在の地図を左右の画面で見比べることができる地図です。明治後期からの土地利用の変遷が把握できます。
東京都遺跡地図情報インターネット提供サービス
東京都教育庁が提供している埋蔵文化財包蔵地の場所が分かる地図です。○○町まで辿ったら、右に「37L」のような記号が出てきますので、そこをクリックすると地図が表示されます。こちらも、簡便な調査のためと割り切って使用してください。
事件事故発生状況マップ
警視庁のサイトです。「犯罪情報マップ」と「交通事故発生マップ」があります。対象物件の周辺は安全な町かどうかの目安になります。
都道検索(閲覧システム)
都道の幅員等を調べることができます。新宿区には、都道も多いので重宝します。
大島てる
事故物件公示サイト。投稿により表示されているものも多いので、たまに場所がずれていることもあるようです。こちらも、対象物件が決まったら、改めて現地で確認してください。

収益性を判断する際に使えるサイト

キャップレートマップ
(株)ICHIが運営するサイト。J-REIT物件の利回りを地図上で探すことができます。簡単に利回りを調べたい場合には、こちらが便利です。(会員制になりました)
J-REIT MAP
調査したい物件の近くにあるREIT物件を地図から探せるサイトです。ただ、このページの一覧表で表示されるのは、REITが取得した時の価格やCR(キャップレート)なので、直近のを知りたい場合には、別途調べないとならないのが玉にキズです。直近のCRを表示してくれると、すごく使えるサイトとなるのですが。

価格や総費用を試算するのに参考になるサイト

不動産情報ライブラリ
各種ハザードマップと同じMapで地価公示価格等を見ることができます。用途地域等の都市計画情報も表示でき、かなり使い勝手の良いサイトになりました。
全国地価マップ
固定資産税路線価(相場の7割程度といわれています)と相続税路線価(相場の8割程度といわれています)を地図上でタブをクリックすることで両方見ることができます。公示価格や地価調査価格の情報もあります。
家賃相場~駅ごとの相場が調べられるサイト~
HOME’S 家賃相場
CHINTAI 家賃相場
アパマンショップ 家賃相場
国土交通省のマンション政策のページ
「マンションに関する統計・データ等」を開きますと、マンションの管理費・修繕積立金に関する調査を見ることができます。
不動産取得税自動計算システム(司法書士法人 関根事務所)
こちらは不動産取得税を計算してくれます。

その他のお役立ちサイト

不動産取引の手引き(東京都都市整備局)
東京都都市整備局のページです。不動産取引の流れや物件調査のポイントが分かりやすく書かれています。
将来人口メッシュ
調査地点の将来人口を調べたいときに使います。地図上にメッシュで色別に表示されるので、分かりやすいです。経済産業省と内閣官房の提供です。
未来地図 (MapFan)
近い将来、建設が計画されている建物の情報がマッピングされています。大規模開発があると、地価に影響を及ぼすことがあるので、たまにこのサイトをチェックしても損はないでしょう。
国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業者>
過去に都道府県知事により行政処分を課された業者が一覧になっています。取引の途中でちょっとでも不安に思ったら、念のためこのページを見てみましょう。
一般財団法人建設業情報管理センター(CIIC)
建設会社が公共工事の入札をする際に必要な書類「経営審査事項」を閲覧できます。「この建設会社、大丈夫かなぁ?」と思った際には、TOPメニュー[経審結果の公表]→[商号名称検索]で検索すれば、売上高や負債の額などを調べることができます。
Mapionのキョリ測
クリックした通りに距離を測定できるので、道路距離を調べたり、近所にある気になる施設(高速道路や火葬場等)との距離を測ることができます。
面積の計算|計算サイト
表示されているGoogle mapを拡大し、調べたい土地の角のポイントごとにクリックを繰り返すことにより、変形の土地の面積も測定できます。ただ、境界線や境界杭が地図上に表示されている訳ではないので、正確ではありませんが、目安としては充分使えます。
日本の超高層ビル
超高層ビルを羅列したサイトです。ただ事例を集めているだけでなく、それぞれのビルの概要ページが見やすいのが特長です。計画中のビルも掲載しているので、近くで大きな開発がありそうだというときには、このサイトを見てみるとその概要が把握できるかもしれません。