駅の周囲1kmの高台比率ランキング(全体)

最終回なので、今までご紹介した東京都内※にある駅の周囲半径1㎞の高台(台地)比率の全体ランキングを発表します。

住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
安全性リスク及び資産性リスクが低いのは高台立地

という住まいの立地選びの大原則を踏まえ、その“高台(台地上)”の多いエリアは、具体的にどこなのか?
全ての駅の頂点に立ったのは、、、

順位駅名台地比率半径1kmの円
国立駅(JR中央線)96.3%
西武立川駅(西武拝島線)93.8%
北府中駅(JR武蔵野線)93.5%
鷹の台駅(西武国分寺線)90.4%
調布駅(京王線)89.3%

6位以下はテキストだけ掲載します。

順位台地比率
立川駅(JR中央線)89.2%
玉川上水(西武拝島線)88.7%
吉祥寺駅(JR中央線)86.9%
東大和市駅(西武拝島線)86.8%
10新小金井駅(西武多摩川線)85.7%

以上、全体のBEST10をご紹介しました。
1位は「国立駅」でした。やはり、東京都西部にある駅が強かったです。
国立駅が1位、立川駅が6位、吉祥寺駅が8位と、中央線沿線は利便性と安全性が両立していますね。
また、西武拝島線も強かった。2位に西武立川駅、7位に玉川上水駅、9位に東大和市駅と3駅がランクインしました。利便性では少し劣るかもしれませんが、「安全」より優先することなど何もないので、防災上はお勧めの路線です。

ただ、下の【お断り】でも書いていますが、この比率(数値)は測定する人やタイミングによって誤差が生じる可能性があるので、参考程度にしてください。

一番大事なのは、購入しようとする物件の立地です。1位の「国立駅」の徒歩圏に住んでも、自分の家の立地が僅かに存在する谷地にあったら、「国立駅」徒歩圏という意味はありません。駅ではなく、その物件がある“土地”自体を評価しましょう。
※台地上にあることは最低条件です。最終決定の際にはボーリング調査なども参考にしましょう。

近く起きると言われている大地震でも、家族の“命”と“財産”を守ることができる可能性が高い物件を選んでいただきたいと思っています。

【お断り】
国土地理院地図の土地条件図を開き、駅の周囲半径1kmの円を描き、台地を表す濃いオレンジ色が、その円の中でどれくらいの面積を占めるのか、を「色とりどり」さんのサイトで測定しました。

この「台地比率」は、駅ごとの大まかな傾向を掴むために、手作業で簡易な方法で行っています。どこを駅の中心とするか、色の誤差等々により、多少の変動はあり得ます。
この比率等を算出した責任は100%弊社にあります。
色とりどり」さんは何の関与もしておりませんので、問い合わせ等は弊社宛てにお願いいたします。

※東京都内としていますが、本サイトは都区内のマンション購入を検討している一次取得者層を読者として想定しておりますので、中央線で八王子駅、その他は立川を基準として、こちらの勝手な判断でそれ以遠を省略しております。ご了承ください。
※付け加えますと、都区内のマンション購入を検討している方に、予算が合わない場合には「西に」目を向けてもらいたいと考えています。防災面で安全である可能性が高いので。