今回、高台(台地)比率ランキングは諦めます。東京都区部東部エリアにある「東武鉄道・京成線・つくばエクスプレス・日暮里舎人ライナー」及び湾岸エリアにある「りんかい線・ゆりかもめ・東京モノレール」の駅周囲半径１㎞には高台がないからです。
下図は、国土地理院地図土地条件図のキャプチャ画像です。路線ごとに色を変えようかとも思いましたが、土地条件図自体に色が多く、却って分かりにくくなるので、上記の７路線を青色の線で表示しています。(東京都内)
ご覧の通り、始発駅の山手線などの駅付近には高台(台地)があるものの、すぐに高台(台地)はなくなります。例えば、京成線は上野駅・日暮里駅の西側や千葉県松戸市に入ると高台(台地)がありますが、途中の東京都内の駅には高台(台地)はありません。
■住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
■家族の“命”と“財産”を失うリスク及び資産性が下がるリスクが低いのは高台立地
という住まいの立地選びの大原則を踏まえると、これら東部エリア・湾岸エリアの沿線は余りお勧めできません。交通利便性は高く、人の繋がりが比較的残り、物価も安い町が多いなど、生活するのは非常に良いところなのですが、災害には弱いのが難点です。
次回、全体のランキング上位を発表して、「高台比率ランキング」を終了したいと思います。
※本サイトの記事のメインターゲットは、東京都区部にあるマンションの購入を検討している層としていまして、立川以遠の駅は調べておりません。勝手ではございますが、ご了承願います。
