今回は「JR山手線」の駅の周囲半径1㎞の高台(台地)比率をランキングします。
■住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
■安全性リスク及び資産性リスクが低いのは高台立地
という住まいの立地選びの大原則を踏まえ、その“高台(台地上)”の多いエリアは、具体的にどこなのか?
国土地理院地図の土地条件図を開き、駅の周囲半径1kmの円を描き、台地を表す濃いオレンジ色が、その円の中でどれくらいの面積を占めるのか、を「色とりどり」さんのサイトで測定しました。
さて、それでは「JR山手線」の沿線ランキングです。
順位 | 駅名 | 台地比率 | 半径1kmの円 |
1 | 池袋駅 | 73.0% | |
2 | 巣鴨駅 | 68.2% | |
3 | 代々木駅 | 61.3% | |
4 | 大塚駅 | 59.4% | |
5 | 新宿駅 | 58.2% |
6位以下はテキストだけ掲載します。
順位 | 駅 | 台地比率 |
6 | 駒込駅 | 57.6% |
7 | 新大久保駅 | 56.2% |
8 | 目白駅 | 49.0% |
9 | 原宿駅 | 47.9% |
10 | 恵比寿駅 | 40.3% |
11 | 渋谷駅 | 37.2% |
12 | 高田馬場駅 | 34.5% |
13 | 目黒駅 | 33.6% |
14 | 鶯谷駅 | 30.3% |
15 | 五反田駅 | 28.8% |
16 | 日暮里駅 | 27.6% |
17 | 大崎駅 | 26.5% |
18 | 上野駅 | 21.3% |
19 | 西日暮里駅 | 19.2% |
20 | 品川駅 | 19.0% |
21 | 高輪ゲートウェイ駅 | 15.9% |
22 | 田端駅 | 12.2% |
23 | 御徒町駅 | 9.4% |
24 | 田町駅 | 6.5% |
25 | 秋葉原駅 | 4.7% |
26 | 神田駅 | 4.3% |
27 | 東京駅 | 1.9% |
28 | 浜松町駅 | 0% |
29 | 新橋駅 | 0% |
30 | 有楽町駅 | 0% |
東京を代表する山手線の台地比率は以上の通り、「池袋駅」が1位となりました。山手線の駅のそばに住もうとする人は少ないと思いますが(予算的にも住環境的にも)、もし住む場所を選ぶなら、西側の駅から選んだ方が災害リスクが低くなります。
※台地上にあることは最低条件です。最終決定の際にはボーリング調査なども参考にしましょう。
【お断り】
この「台地比率」は、駅ごとの大まかな傾向を掴むために、手作業で簡易な方法で行っています。どこを駅の中心とするか、色の誤差等々により、多少の変動はあり得ます。
この比率等を算出した責任は100%弊社にあります。
「色とりどり」さんは何の関与もしておりませんので、問い合わせ等は弊社宛てにお願いいたします。