今回は「京王線」の駅の周囲半径1㎞の高台(台地)比率をランキングします。
■住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
■安全性リスク及び資産性リスクが低いのは高台立地
という住まいの立地選びの大原則を踏まえ、その“高台(台地上)”の多いエリアは、具体的にどこなのか?
国土地理院地図の土地条件図を開き、駅の周囲半径1kmの円を描き、台地を表す濃いオレンジ色が、その円の中でどれくらいの面積を占めるのか、を「色とりどり」さんのサイトで測定しました。
さて、それでは「京王線」沿線の高台(台地)比率ランキングです。
順位 | 駅名 | 台地比率 | 半径1kmの円 | 高台立地のマンションリスト |
1 | 調布駅 | 89.3% | - | |
2 | 布田駅 | 80.1% | - | |
3 | 国領駅 | 79.2% | - | |
4 | 府中駅 | 78.6% | - | |
5 | 八幡山駅 | 78.2% | 八幡山駅周辺のマンション103件中73件が高台立地 |
6位以下はテキストだけ掲載します。
順位 | 駅 | 台地比率 | 高台立地のマンションリスト |
6 | 芦花公園駅 | 76.6% | 芦花公園駅周辺のマンション122件中86件が高台立地 |
7 | 上北沢駅 | 73.8% | 上北沢駅周辺のマンション59件中49件が高台立地 |
8 | 千歳烏山駅 | 72.6% | 千歳烏山駅周辺のマンション116件中67件が高台立地 |
9 | 代田橋駅 | 72.0% | 代田橋駅周辺のマンション83件中44件が高台立地 |
10 | 柴崎駅 | 71.1% | - |
11 | 仙川駅 | 69.6% | - |
12 | 橋本駅 | 67.9% | - |
13 | 東府中駅 | 67.6% | - |
14 | 西調布駅 | 66.1% | - |
15 | 明大前駅 | 63.9% | 明大前駅周辺のマンション74件中47件が高台立地 |
16 | 山田駅 | 62.0% | - |
17 | 下高井戸駅 | 61.3% | 下高井戸駅周辺のマンション89件中54件が高台立地 |
18 | 桜上水駅 | 60.6% | 桜上水駅周辺のマンション89件中64件が高台立地 |
19 | 狭間駅 | 59.9% | - |
20 | 多磨霊園駅 | 59.5% | - |
21 | 府中競馬正門前駅 | 58.9% | - |
22 | 武蔵野台駅 | 58.5% | - |
23 | 京王片倉駅 | 58.5% | - |
24 | 新宿駅 | 58.2% | 新宿駅周辺のマンション65件中45件が高台立地 |
25 | つつじヶ丘駅 | 58.0% | - |
26 | 分倍河原駅 | 57.6% | - |
27 | 初台駅 | 51.3% | 初台駅周辺のマンション165件中69件が高台立地 |
28 | 飛田給駅 | 50.1% | - |
29 | 幡ヶ谷駅 | 49.0% | 幡ヶ谷駅周辺のマンション49件中20件が高台立地 |
30 | 高尾駅 | 48.4% | - |
31 | 京王八王子駅 | 47.0% | - |
32 | 笹塚駅 | 44.5% | 笹塚駅周辺のマンション110件中53件が高台立地 |
33 | めじろ台駅 | 38.9% | - |
34 | 平山城址公園駅 | 29.7% | - |
35 | 京王多摩川駅 | 26.6% | - |
36 | 南平駅 | 14.6% | - |
37 | 長沼駅 | 12.5% | - |
38 | 北野駅 | 12.4% | - |
39 | 多摩境駅 | 11.8% | - |
40 | 高尾山口駅 | 5.2% | - |
41 | 稲城駅 | 4.1% | - |
42 | 若葉台駅 | 3.8% | - |
43 | 高幡不動駅 | 3.4% | - |
44 | 中河原駅 | 0% | - |
44 | 聖蹟桜ヶ丘駅 | 0% | - |
44 | 百草園駅 | 0% | - |
44 | 京王稲田堤駅 | 0% | - |
44 | 京王よみうりランド駅 | 0% | - |
44 | 京王永山駅 | 0% | - |
44 | 京王多摩センター駅 | 0% | - |
44 | 京王堀之内駅 | 0% | - |
44 | 南大沢駅 | 0% | - |
44 | 多摩動物公園駅 | 0% | - |
京王線沿線も地盤的には安心なエリアが広がっています。台地ではない場所も、ボーリング調査を見てみると問題のない地盤であることも多いです。
京王線沿線は、総じて台地比率が高いのですが、多摩丘陵地区の台地比率が低くなっているのは、このコーナー(高台比率ランキング)では国土地理院地図(土地条件図)で表示される台地のオレンジを拾うことで高台(台地)比率としていることも関係しています。多摩丘陵地区は、丘陵を削った切土が多く見られます。丘陵を削った切土の場合、地盤的には台地に劣らない場所も多いことが考えられるのですが、切土の箇所で公開されているボーリング調査結果を全て見ることもできないので、このコーナーではあくまで台地のオレンジのみ拾っています。
多摩丘陵地区は、切土・盛土が複雑に入り組んでいるので、このエリアの物件の購入を検討する場合には、ボーリング調査結果などをしっかりと吟味する必要がありそうです。
※台地上にあることは最低条件ですが、最終決定の際にはボーリング調査なども参考にしましょう。丘陵を削った切土と逆の意味で、台地上にあれば絶対に地盤が良い、とは言い切れないので。
【お断り】
この「台地比率」は、駅ごとの大まかな傾向を掴むために、手作業で簡易な方法で行っています。どこを駅の中心とするか、色の誤差等々により、多少の変動はあり得ます。
この比率等を算出した責任は100%弊社にあります。
「色とりどり」さんは何の関与もしておりませんので、問い合わせ等は弊社宛てにお願いいたします。