駅の周囲1kmの高台比率ランキング(小田急線)

今回は東京都内にある「小田急線」の駅の周囲半径1㎞の高台(台地)比率をランキングします。

住まいは、家族の“命”と“財産”を守るところ
安全性リスク及び資産性リスクが低いのは高台立地

という住まいの立地選びの大原則を踏まえ、その“高台(台地上)”の多いエリアは、具体的にどこなのか?

国土地理院地図の土地条件図を開き、駅の周囲半径1kmの円を描き、台地を表す濃いオレンジ色が、その円の中でどれくらいの面積を占めるのか、を「色とりどり」さんのサイトで測定しました。

さて、それでは東京都内にある「小田急線」の沿線ランキングです。

順位駅名台地比率半径1kmの円
祖師ヶ谷大蔵駅73.8%
成城学園前駅72.6%
千歳船橋駅67.9%
喜多見駅64.3%
経堂駅61.3%
※濃紺色の太文字は都区内に位置する駅

6位以下はテキストだけ掲載します。

順位台地比率
東北沢駅60.6%
下北沢駅59.0%
新宿駅58.2%
南新宿駅56.9%
10参宮橋駅56.1%
11世田谷代田駅55.9%
12梅ヶ丘駅55.9%
13柏江駅55.7%
14町田駅53.8%
15豪徳寺駅51.7%
16代々木上原駅51.3%
17代々木八幡駅47.3%
18和泉多摩川駅28.2%
19鶴川駅10.6%
20玉川学園前駅0%
20小田急永山駅0%
20小田急多摩センター駅0%
20唐木田駅0%
※濃紺色の太文字は都区内に位置する駅

東京都内にある小田急線の駅は、総じて沿線の高台(台地)比率が高いです。しかも、都区部にある駅が上位を占めています。
ただ、小田急線沿線のエリアも、坂の多い街が多いので、坂上の高台にある物件を選んでいただきたいと思います。

多摩丘陵地区の台地比率が低くなっているのは、このコーナー(高台比率ランキング)では国土地理院地図(土地条件図)で表示される台地のオレンジを拾うことで高台(台地)比率としていることも関係しています。多摩丘陵地区は、丘陵を削った切土が多く見られます。丘陵を削った切土の場合、地盤的には台地に劣らない場所も多いことが考えられるのですが、切土の箇所で公開されているボーリング調査結果を全て見ることもできないので、このコーナーではあくまで台地のオレンジのみ拾っています。

多摩丘陵地区は、切土・盛土が複雑に入り組んでいるので、このエリアの物件の購入を検討する場合には、ボーリング調査結果などをしっかりと吟味する必要がありそうです。
※台地上にあることは最低条件です。最終決定の際にはボーリング調査なども参考にしましょう。

【お断り】
この「台地比率」は、駅ごとの大まかな傾向を掴むために、手作業で簡易な方法で行っています。どこを駅の中心とするか、色の誤差等々により、多少の変動はあり得ます。
この比率等を算出した責任は100%弊社にあります。
色とりどり」さんは何の関与もしておりませんので、問い合わせ等は弊社宛てにお願いいたします。